全米で流行している犬の伝染性呼吸器症候群(CIRDC)について

複数の在米の犬の飼い主から質問を受けたので、この場で紹介したいと思う。
現在、アメリカでは「謎の」犬の呼吸器疾患が急速に広まっていると話題になっている。
通称ケネルコフ呼ばれている伝染 ...
ニューオリンズの空から想う

アメリカ感謝祭の週末。私はメキシコのカリブ海へ小旅行。
ロサンゼルスから飛行機で4時間以上一生懸命飛んでも、まだ北米大陸の真ん中へん。
やっぱりアメリカって、ドでかい!と改めて感じる。
帰路 ...
将来、動物看護師になりたいのですが、親が反対しています

「私は将来、動物看護師になりたいと思っています。子供の頃から動物が大好きで、動物と関わる仕事がしたいです。
しかし両親は反対しています。将来はもっとちゃんとした職につきなさいと言っています。
先生は動物 ...
犬と猫の迷子札(まいごふだ) もしも逃げてしまった時のために

全国の自治体のセンターに持ち込まれる犬と猫は、大きく分けて2種類ある。
1つは所有者からの引き取り依頼。
何らかの理由で飼えなくなった、あるいは飼い主死亡などにより、持ち込まれるケース。
...
熱中症予備軍の犬猫をみかけたら〜あなたにできること

暑いですね。
日本では毎年、毎年30万人以上の人が熱中症のために医療機関のお世話になり、1000人以上が熱中症で死亡している。
熱中症になりかけたけど、病院に行かないで回復する人を含めるともっと多数だ ...
コミュニティー動物病院 低料金動物病院ってどんな病院?

今日はコミュニティークリニックと呼ばれている、アメリカの低料金の動物病院について紹介する。
アメリカといっても地域差が大きいが、私の住むロサンゼルスでは、調べてみると少なくとも10か所 ...
ヘアドネーション 髪の寄付

自撮りって、意外と難しい。。。汗
私は子供の頃から、髪の毛がまっすぐで硬かったおかげでたいした手入れもしないのに、いつもボリュームだけはあり、毛が傷むなど心配したことなどなかった。
日本
国家試験に落ちてしまったあなたへ

獣医師国家試験、そして愛玩動物看護師国家試験の合否が発表されましたね。
合格して喜ぶ人がいる中で、きっとひっそりと不合格の通知を受けて落ち込んでいる人がいることでしょう。
あなたの職場や環 ...
流されない勇気

1955年、アメリカには「ジム・クロウ法」という法律が存在した。
黒人に一般の公共施設の資料を禁止、制限する法律であった。
当時アメリカでは、公共のバスには黒人席と白人席が設けられ、前のほうは白人が、 ...
女性獣医師がこのまま増えたら、動物病院はこうなる

昔は男性獣医師が圧倒的に多かった
昔は男性が主であったが、時代とともに女性が増えた、という職業は多々ある。
ヒトの医者もそうだし、弁護士、警察官、設計士や会計士 ...
「緊急時チェックリスト」を作ろう 動物のためのエンディングノート

これが「ない」だけで、助かる動物の命が助からない場合もある。
いざ、という時に備えて準備しておく、チェックリスト。
こういう物は、いつか作ろうと思って後回しになったり、忘れたりするもの。
猫のFIP(伝染性腹膜炎)の発症リスクファクター こういう猫がFIPを発症します

米国猫専門委員会American Association of Feline Practitioners という権威ある専門学会が、先日FIPの診断について、最新版のガイドラインを発表した。
この学 ...