プロフィール
西山ゆう子
北海道札幌市生まれ。在米30年。ロサンゼルス在住。現役臨床獣医師。 シェルターメディシン、獣医法医学、動物愛護、動物虐待、獣医療訴訟、ターミナルケア
1986年、北海道大学獣医学部獣医学科卒業(修士号取得) 日本の動物病院に勤務後、1990年単身でロサンゼルスに渡る。
初めにカリフォルニア州動物看護士(RVT)資格を取り、ロサンゼルス市内の動物病院に勤務しながら、アメリカの獣医師免許を取得。 その後、VCA Veterinary Care Center of America など、勤務医をしながら、第一子を出産、子育てに奮闘。
1989年、小笠原のノラ猫を救うネットワークにチーフ派遣獣医師として参加。小笠原島の父島母島にて、合計171頭のノラ猫、および地元のペットの犬猫に、不妊去勢手術をする。おそらくこれが、公式な記録に残る日本の初のTNRプロジェクトであり、現在の地域猫活動の元祖になったと言われている。
2004年、ロサンゼルス郊外のガーデイナ市に動物病院を開業。院長となる。 開業して院長時代に、第2子を出産(超高齢出産)する。2000年から2010年まで、全米のTNR活動の先駆者であ愛護団体、Best Friends が行うCatNipper TNRのロサンゼルス地区プロジェクトに、専属獣医師として不妊去勢手術活動に参加。
2014年、自身の病院を後輩に譲り、フリーの獣医師として独立。 現在は、3か月に1度のペースで、ロサンゼルスから日本に飛び、講演会、勉強会、愛護団体での診療と相談指導などを行っている。 在獣医大学時代から、動物愛護に興味を持ち、多くの動物保護活動を続けている。
2018年には、University of Florida, Collages of Medicine and Veterinary Medicine の、獣医法医学認定コースを修了。動物虐待、司法解剖、死因、死亡推定時刻や、告訴、裁判などについて学ぶ。
現在は、アメリカでの長年の獣医臨床経験と、法医学の知識から、標準治療、医療ミス、医療裁判における意見書の作成から、セカンドオピニオンまで、幅広く相談を受けている。
パーソナルライフ
- 熱狂的な、さだまさしファン。出産1週間前に大きなお腹でロサンゼルスコンサートに参加したことも。
- 札幌出身ということで、無二のビール好き。
- 特にアメリカのクラフトビールにはかなりはまっている。
- ワインなら赤のPinot Noir かZinfandel。
- 紅茶はダージリン。コーヒーはジャマイカ。日本茶はほうじ茶が好き。
- ついでに女子会好き。居酒屋料理好き。温泉好き。寺神社好き。
- 犬、猫、鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、チンチラ、イグアナ、ニワトリ、ハトなど一通り飼い、どちらかというと鳥エキゾが大好き。
- 手術を終えて、グローブ、マスク、キャップを外し、きつくポニーテールに縛っていた髪の輪ゴムを外し、頭を振りながら髪を下す瞬間が好き。
- 苦手なもの。人が吸うタバコの煙、満員電車に乗っている時に駅以外の地下で停車されること。Dr. Pepper、Licorice.
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