大谷翔平の生観戦記 ドジャーススタジアム・スイートルームより
今日は野球のお話です
いつもの動物、愛護、日米の獣医事情といった硬いお話は、今日はいっさいありませんのでご了承を。
先週、ロサンゼルスにスーパーブルームーンの月が輝く夜、ドジャースのホームスタジウムに行ってきました!
ここロサンゼルスでは、家族も子どもたちも、職場のスタッフも近所の人もみなドジャースファンという環境で、「昨日のサヨナラホームランすごかったね」がおはようの挨拶になっている街。
もともとMBLメジャーに関心のない私も、大谷翔平くんは別。
せっかくロスに住んでいるんだし、ぜひ観戦しに行きたいなって思っていたところ。
ちなみに今回が人生で2回目の野球観戦で、前回は、ん十年前、やはりここロサンゼルスのドジャーススタジアムに、野茂選手を応援しに行ったことがあります。
そんな野球ど素人の私なのですが。。
ドジャーススタジアムのスイートルーム
今回はなんと、特別VIPルームである、Bank of America スイートルームおよび、バルコニー席をゲット!
ドジャーススタジアムのスイートルームは非常に倍率が激しく、簡単には入手できないというのは聞いていました。
そもそもシーズン前から予約でいっぱいで、正規に購入するには何年も待ちという世界だという。ひえ~。
熱心なドジャースファンや、ハリウッドの芸能人、お金持ちや、ドジャースやスポーツ関係者などが、シーズンまるごと購入するそう。
週に3-4日のゲーム?、3月から10月くらいまで?の全試合ぶんのスイートルーム席って、いったいいくらするんだ、と思わず脳がフリーズする私。
いちシーズンぶん、いちVIPプライベートルームを確保した後、自分の趣味の家具やグッズを持ち込んで、完全に内装を自分好みにする人も多いらしい。
野球場を別荘にしている。すごっ。
取り引き先の顧客を招待したり、家族の誕生日パーテイーをしたり、と、個室の使い方は様々らしい。
っていうか、ここは野球場。
野球観戦以外の目的の使用法があったとは。。。
また、シーズンまるごとスイートルームを購入した後、1日ごとにそのチケットを転売して、1日だけ観戦したい人に売る人もいるそう。ちなみにこの転売は全く合法。
いやはや、私の知らない奥深い世界がここにありました。
VIPエリア
さて、私は幸運にも、このBank of America スイートルームをシーズンで購入している方からのご厚意で、今回たまたまここから観戦させていただくことができました。
親しくしている、アメリカ人の友達を通してのご厚意。超ラッキー!
このVIPエリアに入るには、特別の入り口があり、セキュリテイーチェックを2回受けた後に入場許可。
多くの一般入場者でごった返していた外の世界から一転。エアコンの効いた内部は、ラウンジふうにゆっくりくつろげる空間に。
通路には、ドジャースや野球の歴史的な写真や、昔のポスターや選手など、ビンテージものがずらり。
各スイートルームの入り口は、5スターホテルの入り口のような感じ。しっかりとドアロックがしてあり、プライバシーが守られています。
偶然、有名人の人が家族で歩いているのに遭遇し、誕生日パーテイーでもするのか、丸いケーキをカートに載せて運び込んでいるところでした。(プライバシーのためにここではお名前を控えさせていただきます)。
私たちが入ったスイートルームは、内装が変えられて、私物もたくさん置いてあったので、写真撮影はしないように指示を受けていました。お見せできずに残念。
スイートルームの内部は8畳くらいの広さで、簡単なキッチンとキャビネットと、ソファーや椅子、テレビなどがついていました。
HPによりと、スイートルーム内部はこんな感じ。
バルコニー席
さてさて、このスイートルーム、ケータリングを頼んだり、複数でわいわいするのもいいけれど、やはり野球は他の観客と一体となって観戦するのがいい。
ということで、このVIPスイートルームの横に、バルコニーもちゃんと確保されていて、そこに出てスタジアムの大勢の人と一緒に大声で声援することもできる、というしくみ。
バルコニー席は3列5人くらいのこじんまりとした席ながら、席の間隔が比較的広いのかな?
飛行機でいうとプレミアムエコノミークラス?
いよいよ試合開始
さっそく私は、ドジャーススタジアム名物の、球場ドッグと、バドワイザーライトビールで乾杯。
チョーでかい満月がちょうど球場の上に出てきて、夕方の涼しい風を心地よく受けながら、久しぶりに大声出して声援。
大谷選手を生で
ホームチーム席といって、球場左側はドジャースチーム席側。
スイートルームの窓からは、ドジャース選手たちが出たり入ったりする姿がばっちり見えました。
もちろん、17番大谷選手のお姿もしっかりと。うるうる。
また当日は、ヘルナンデス選手のバブルヘッドを配布するという日にかさなり、お土産としてしっかりいただいてきました。
このオブジェは私が持っていても仕方なので、彼のファンである友達にあげようと思っています。
楽しく、仲良く
大谷選手の活躍を、同じ日本人として誇らしく思うと同時に、多くの野球ファンが、OtaniやHernandez と書かれたTシャツ着て声援を送る姿を見ると、スポーツ界では国境も人種も関係なく応援する人々に、すごく熱いものを感じます。
国家斉唱などもいろいろ不平を言う人がいますが、ゲームの途中の休憩時に観客みんなが立ち上がり、Take me out to the ball game というアメリカ人なら誰でも知っている歌を、隣の見知らぬおじさんと肩を組みながら楽しく歌うのも、球場でならの楽しみ。
この「子供の歌」は、アメリカで子育てをした人ならみんな知っている有名な「はい休憩」ソング。
今回は、偶然の人と人との縁で体験できたスイートルームでしたが、またぜひ、一般席でも十分楽しめるスタジアムに行きたいと思いました。
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